Facebookが提供する自殺予防ツールがアップデート、Facebook LiveやMessenger、人工知能とも連携

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Facebookは2016年6月に世界中で自殺防止ツールを発表した

Facebook上で友人の心配な投稿を発見した際に投稿右上の「▽」をタップして「この投稿を報告」を選択すると、「投稿者を助けたい」を選ぶことができる。「助けたい」を選ぶと、「投稿者はどのようなことに関して助けが必要ですか?」の画面が表示され、「自傷行為をほのめかしている」を選択して「次へ」をタップ。

いくつかの対応策が表示され、必要に応じて任意で選択することが可能だ。選択肢は、投稿者本人にサポートするメッセージを送信、Facebookでつながっている信頼できる人に投稿について相談、自殺防止の専門家のアドバイス情報をチェックするなど。

同ツールを使って投稿に対して報告が行われたユーザーには、ログイン時に「ご自身の事を心配している人がいる」ことを伝える画面が表示され、サポートとなる情報や相談先などにアクセスできるようになっている。

日本でも同ツールは提供されており、自傷行為や自殺などの精神的危機に追い込まれた人たちの相談を受ける一般社団法人日本いのちの電話連盟、特定非営利活動法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センターの協力を得て提供されている。

Facebookは2017年3月に同ツールのアップデートを発表。日本語の対応はまだ行われていないが、英語圏ではいくつかの機能追加が行われている。

発表された内容は、Facebook Live中に報告をすることができるようになったり、Messengerを通じてリアルタイムに支援団体とライブチャットを可能にするというもの。

支援団体によるリアルタイムのチャットサポートは、今後数ヶ月をかけてテストされていく予定だという。カスタマーサービスを開発する「Zendesk」は、この機能のために同社のバックエンドツールの一部を寄付しているそうだ。

また、自殺予防ツールには人工知能の活用も予定されている。専門家からのフィードバックを受けて、自殺の兆候のある投稿をパターン認識可能にし、自動で報告されるようにするというものだ。

日本にもインターネットを使った若者の自殺予防に取り組む団体は存在する。こうしたテクノロジーの活用は広まってもらいたい。

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モリ ジュンヤ

『UNLEASH』編集長

inquire Inc. CEO。『greenz.jp』編集部にて編集、執筆、コミュニティマネジメントを担当し、副編集長を経て独立。フリーの編集者として『THE BRIDGE』『マチノコト』『soar』等メディアブランドの立ち上げに携わる。2015年にinquire Incを創業、企業や団体のメディアブランド構築、コンテンツ戦略の立案、インナーコミュニケーションの支援、情報発信の内製化支援等を行う。NPO法人soar副代表、NPO法人マチノコト理事、sentenceオーガナイザー。

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