オーガニック農作物のマーケットプレイス「食べチョク」の正式版がリリース

オーガニック野菜を生産する農家と生産者を結ぶマーケットプレイスがリリースされた。

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ビビッドガーデンが運営する、オーガニック野菜を生産する農家と生産者を結ぶマーケットプレイス「食べチョク」の正式版が公開された

「食べチョク」は、基準を満たすオーガニック農家は無料で出品者登録ができ、1箱から農作物を出品できる。出品された農作物はサイト上から購入すると、収穫後すぐに農家より直送される。既存の産地直送サービスのように業者が間に入ることがなく、生産者と消費者が直接つながることができる。

「食べチョク」は、2017年5月にベータ版を公開。サービスのテストを重ね、その結果を元にサービスを改善し、全国47都道府県全てを含む全60軒のオーガニック農家の登録をもってサービスを正式に開始した。

高品質の農作物を作っていても生産量が少ない小規模農家は、販路が限られ収益化に課題がある。全国の有機農家数は 12,000 戸で、全農家数の 0.5%を占めている。面積としては 0.2%で、イタリアの 8.6%やドイツの 6.1%、アメリカの 0.6%と比較すると、割合・規模ともに日本は小さく、恵まれた環境にあるとは言い難い。

一方で、消費者からは需要があり、SNSなどを使用して生産者と消費者が直接売買している状況に気づいたビビッドガーデンは、オーガニック農作物に特化したマーケットプレイスを開発。同プラットフォームを通じて、生産者に利益を還元することを目指している。

農作物の流通は様々なプレイヤーが参入している競争の激しい領域だ。「食べチョク」はオーガニックに絞り、直接農家と生産者を結ぶ点で他のサービスとは異なる。直接、生産者と消費者を結ぶことによる品質のバラ付きなどが懸念点として挙げられるが、食べチョクは万が一商品に傷みや不備があった場合には費用を全額負担するという。

生産者の負担を下げ、消費者に新鮮なオーガニック野菜を届けようとする「食べチョク」の正式リリース後の動きに期待したい。

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モリ ジュンヤ

『UNLEASH』編集長

inquire Inc. CEO。『greenz.jp』編集部にて編集、執筆、コミュニティマネジメントを担当し、副編集長を経て独立。フリーの編集者として『THE BRIDGE』『マチノコト』『soar』等メディアブランドの立ち上げに携わる。2015年にinquire Incを創業、企業や団体のメディアブランド構築、コンテンツ戦略の立案、インナーコミュニケーションの支援、情報発信の内製化支援等を行う。NPO法人soar副代表、NPO法人マチノコト理事、sentenceオーガナイザー。

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