駐車場をリノベしてキャンピングカーや地域の人々が集まるシェアスペースに!シェアリングエコノミー協会事務局長が熱海で新たな挑戦

シェアリングエコノミー協会を立ち上げた人間が、まちづくり的にも注目のエリア熱海で駐車場をリノベーションしたシェアスペースの立ち上げに挑戦。

シェアリングエコノミー協会の事務局長を務める佐別当隆志氏が、新会社mazelを設立。新たにクラウドファンディングプロジェクト「NAGISA CAMPING LOT」をスタートした。

mazelのロゴや社名などのクリエイティブは高木新平氏が代表を務めるNEW PIECEが担当。永田町のGRIDも、彼らが関わったプロジェクトだ。佐別当氏が会社を立ち上げ、熱海市渚町で始めるのは市から市営駐車場を借り、二地域居住をしたいキャンピングカー・トレーラーハウスオーナーたちが集まるシェアスペースをつくること。

駐車場のイメージ

駐車場をリノベーションし、地域に開いた場所とし、旅行者も車中泊で滞在が可能な空間にしていく。あまり使われていない駐車場スペースは、日本各地に存在しているため、駐車場をうまく活用しようという動きは興味深い。

シェアスペースに駐車する車たちにはドレスコードがある。デザイン審査を突破したトレーラーハウスとキャンピングカーを月極めで長期駐車し、車を使用しない日は、民泊やキッチンカーとしてお店を1日から営業したり、レンタルスペースとしても活用する予定だという。

ブルースタジオの「b-caravan」©blue studio

リノベーションを担当するのは、熱海市でリノベーションスクールなど、各地で活動されている大島芳彦氏を中心とするブルースタジオ。空間のデザインにとどまらず、地域の人たちがどう参加するか、といったことまで含めてデザインされそうだ。スペースには、ブルースタジオがリノベーションした子供たちの遊び場となる彼らのキャンピングカー「b-caravan」も常設予定となっている。

熱海はまちづくり的に注目を集める活動がいくつか生まれている。新たに地域の内外の人が交流するためのスペースが生まれることでどのような変化が地域に生まれるのかは気になるところ。

「NAGISA CAMPING LOT」の目情金額は、100万円。集まった金額はトレーラーハウスの改装費に充てられ、余った金額はシェアサイクルの購入費へと使用される。すでに副市長や観光課の人々からの協力を得ているこのプロジェクトが、どのような形になっていくのか、見守っていきたい。

モリ ジュンヤ
モリ ジュンヤ

『UNLEASH』編集長

株式会社インクワイア代表取締役 / UNLEASH編集長。1987年岐阜県生まれ。2010年より『greenz.jp』にて編集を務める。フリーランスとして独立後、『THE BRIDGE』『マチノコト』などの立ち上げを経験。2015年にinquireを創業し、2016年に書く人が集まるコミュニティ「sentence」を立ち上げ、2017年に『UNLEASH』を創刊。メディアとコミュニティを通じて、小さな経済圏たちを活性化し、より良い社会をつくることが目標。NPO法人soar副代表 / IDENTITY共同創業者 / FastGrow CCO など。