地元の小学生と交流!住む場所が違っても子どもたちはすぐに仲良くなれる【教育キャンプ・秋田県南vol.1】

2017年9月16日〜18日に秋田県で行われた「ナナメ上いく教育オヤジキャンプ」の県南コースをレポートしています。

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多様な生き方や働き方に注目が集まる現代。私たちは折にふれていろいろな選択をすることができる新しい時代に生きています。時代の大きなうねりのなかで育つ子どもたち。そんな子どもたちをとりまく環境や教育を見つめ直すきっかけになる「ナナメ上いく教育オヤジキャンプ」が秋田県で開催されました。

普段の生活や学校、職場から遠く離れた秋田県で過ごす3日間は、大人にとっては“学ぶこと”を改めて考え直す貴重な機会。また子どもにとっては秋田の自然や新しい出会いを思い切り楽しみながら少しだけ成長できる、とびきりの時間です。

キャンプは、秋田県の北を巡る「県北コース」、南を巡る「県南コース」の2ルート。このレポートでは、日本最先端と言われる東成瀬小学校での探究型授業や秋田の「食」を学ぶりんご農園のプログラムを体験する「県南コース」をご紹介します。

めくるめく、教育キャンプへ出発!!

東京から、いざ大曲へ!

今回県南コースには4家族11人の皆さんが参加。

「東成瀬小学校で探究型授業を体験したい」「子どもが小さいうちに教育について考える機会を持ちたい」「子どもが、秋田という知らない場所で新しい友達を作ってくれたら嬉しい」

親御さんがキャンプに参加した目的はそれぞれですが、このキャンプへの期待感が伺えました。

年が近い子どもたちは、新幹線のなかでお菓子を交換したり、ゲームをしたりと仲良くなった様子。

東京から約4時間。秋田県の大曲駅に到着。そこから秋田名物稲庭うどんのお昼ごはん、休憩を挟んでバスで1時間、「なるせっ子夢センター」へ向かいます。

自分にとっては、当たり前だけど、
誰かにとっては「特別で面白いもの」とは・・・?

「なるせっ子夢センター」は、東成瀬村の児童館。1階は村唯一の保育園、そして小学校にも繋がっているほか、小さな子どもを持つお母さんが育児相談のために訪れることができる場所にもなっています。そんな「子どものための複合施設」で私たちを待っていてくれたのが、東成瀬小学校の子どもたちです!

今回関東から参加した子どもたちは5人。15人ほどの東成瀬小学校の子どもたちと仲良くなるため、まずはアイスブレーキングから始まります。

●自己紹介

お互いを知る自己紹介も普通にやるのではつまらない、ということで、部屋をいっぱいに使って、動き回りながらお互いのことを知るプログラムがスタート!

ファシリテーターが歌をうたい、そのあいだ子どもたちは好きなように動き回ります。走り回る子、お友達の手をつないでスキップする子など、とっても楽しそうな様子。

そして、ファシリテーターが歌を止め、子どもたちに単語を伝えます。子どもたちはその文字数の人数でグループを作り、そのなかで名前、好きなことを伝えあいます。例えば、ファシリテーターが発した単語が「あきた」なら文字数は3。3名のグループで自己紹介をするという流れです。

東成瀬小学校の子どもたちは始めから元気いっぱい。「どこから来たの?」「好きな色は?」「好きな食べ物は?」と自分のことを紹介しやすい質問を投げかけて、まだ緊張気味な関東の子どもたちをリードする姿も見られました。

そんな自己紹介を繰り返すこと数回。最終的には6つのグループに分かれ、そのチームで次のアクティビティに取り組みます。

●東成瀬村の“いいところ”を写真に撮ろう!

チームごとに児童館の外へ飛び出して“いいところ探し”をするのが次のプログラム。東成瀬村の良いところ、面白いところをタブレットなどで子どもたち自身が撮影します。

関東の子どもたちは、東成瀬小学校の子どもたちに案内された鉛筆型の校門や、東成瀬小学校の子どもたちが種をまいて育てたというキバナコスモスの花などを撮影しました。

植物と触れ合う関東の子どもたちの写真を撮ったのは、東成瀬小学校の子どもたちです。「これツユクサっていうんだよ。触ってみて、色がつくから」と学校のまわりに生えている植物を紹介しながら撮影を楽しみました。

東成瀬村のいいところを探しながら、「雪はどれくらい降るの?」「2mくらい降るよ。お父さんの背より高く降るの」と子どもたちのおしゃべりも進みます。

児童館に戻った子どもたちは、チームごとに撮影した写真のうち10枚を選び、テーマとともに発表。関東の子どもたちは、幼稚園、保育園の子が多かったため、発表は東成瀬小学校の子どもたちがメインで担当しました。

意外だったのが、「自然と学び」「学校と自然」など、東成瀬小学校の子どもたちから提案されたテーマに「自然」というキーワードがたくさん出てきたことです。

自分たちが住む地域の良いところのひとつが「自然が豊か」と子どもたち自身が認識していることが分かります。また、自分たちにとって当たり前のものが、関東の子どもたちにとっては特別なものとして映ることにも新鮮な驚きがあったようでした。

関東の子どもたちにとって、そこに住んでいる同年代の友達にその場所について教えてもらえるのは、普段の生活にはない貴重な体験。決して長い時間ではありませんでしたが、この時間はとても楽しい思い出になったようでした。

餅まきに飛び入り参加!

東成瀬小学校の子どもたちと別れ、宿泊先へ向かう途中、東成瀬村に建設中の移住定住者向け住宅で行われる棟上げ式に飛び入り参加しました!

バスを降りると村の方々が集まっていて、なかには、先ほど別れたはずの東成瀬小学校の子どもたちの姿が!名前を呼んで駆け寄る姿は、しっかりと交流を深められた証です。

棟上げ式のあとには、災いを払うと言われている餅まきの儀式が行われます。村の方々と一緒に、棟上げされたお家の2階部分から投げられる紅白のお餅に思い切り手を伸ばす子どもたち。関東では、なかなかできない体験に子どもたちは大喜びでした。

今回のキャンプの宿泊先は、釣りキチ三平の里体験学習館。元は小学校だったというこちらには立派な体育館があります。夕食を終えた子どもたちは、バスケットボールで大はしゃぎ。持っている体力全てを使い切って、ぐっすりと眠りました。

・ナナメ上いく教育オヤジキャンプ 県南コース vol.2へ

次回開催情報:

「秋田の教育ミートアップ!Vol.2」

9月16日〜18日に開催した、「ナナメ上いく教育オヤジキャンプ」には9家族27名の方が参加し、秋田の教育・子育て環境をさまざまな角度から体験しました。

今回のイベントでは、キャンプ参加者をゲストに招き、秋田という場所だからこそ実現できる教育・子育ての可能性を考えます。ゲストを交えた対話の時間はもちろん、交流会もご用意しておりますので、ぜひご参加ください!

【日時】2017年12月10日(日)13:00〜15:30 (受付開始12:30〜)

【場所】 TIP*S 独立行政法人中小企業基盤整備機構 (東京都千代田区丸の内2丁目5−1 丸の内二丁目ビル6階)

【ゲスト】
県北キャンプ 参加者 鈴木祐之さん
県南キャンプ 参加者 八塚裕太郎さん
ほか「ナナメ上いく教育オヤジキャンプ」参加者の皆さん

詳細はこちらから!

(写真/板橋充)

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