非営利団体を対象にICO支援を行うプラットフォーム「PUBLIC FUND」が設立

NPO法人やソーシャルベンチャーを対象にICO(Initial Coin Offering)を支援するプラットフォームが登場した。

GIFTED AGENT株式会社と株式会社グラコネが、スイス・チューリッヒに非営利団体を対象にICO支援を行う「PUBLIC FUND(パブリック・ファンド)」を設立した

「PUBLIC FUND」は、NPO法人やソーシャルベンチャー、自治体などの非営利団体を対象として、ブロックチェーン技術を利用したトークンの発行を通して資金を調達する「ICO(Initial Coin Offering)」の導入・活用を支援する専門プラットフォームだ。同プラットフォームでは、トークンの発行が金融商品取引法又は資金決済法などの金融規制の対象とならないICOのみを取り扱うという。

今年に入って、法律の改正が行われ、仮想通貨やブロックチェーン技術にはかなりの注目が集まっている。合わせて、ブロックチェーン技術を利用したトークンを発行し、その対価として仮想通貨を受領するICOも注目されるようになってきた。

ICOをNPOの活動に活かせないか、という声は以前から上がっていた。だが、トークンエコノミーの設計や法律周りの対応、なによりブロックチェーン技術への理解がなければ実行できない状況にあった。

こうしたプラットフォームが出て来ることで、社会課題の解決をミッションに掲げて資金を集めるプレイヤーが増えることに期待したい。

モリ ジュンヤ
モリ ジュンヤ

『UNLEASH』編集長

株式会社インクワイア代表取締役 / UNLEASH編集長。1987年岐阜県生まれ。2010年より『greenz.jp』にて編集を務める。フリーランスとして独立後、『THE BRIDGE』『マチノコト』などの立ち上げを経験。2015年にinquireを創業し、2016年に書く人が集まるコミュニティ「sentence」を立ち上げ、2017年に『UNLEASH』を創刊。メディアとコミュニティを通じて、小さな経済圏たちを活性化し、より良い社会をつくることが目標。NPO法人soar副代表 / IDENTITY共同創業者 / FastGrow CCO など。