cotree、同志社大学と共同して介護ストレスへのオンライン認知行動療法プログラムを試験的に提供開始

介護に携わる家族は自身の心身を健康に保つための適切な手段にアクセスすることが難しいという課題を抱えているため、cotreeと同志社大学は共同してこの課題の解決に取り組む。

オンラインカウンセリングサービスを提供する株式会社cotreeが、2017年11月1日、同志社大学心理学部・同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センターの武藤崇教授との共同プロジェクトとして、オンラインカウンセリングプログラムを試験的に提供開始すると発表した。同プログラムは、介護ストレスに対するACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー:新世代の認知行動療法)をベースにしている。

介護人材や施設の不足により、家族による在宅介護の必要性はさらに高まっていくことが想定される一方で、介護する人にとって介護がストレス要因となることがわかってきている。平成28年度の国民生活基礎調査によれば、同居の家族を介護する介護者のうち、悩みやストレスがあると回答したのは68.9%、そのうち悩みやストレスの原因として挙げられるのは「家族の病気や介護」が女性で76.8%、男性で73.6%と非常に高く、最も大きな割合を占めたという。

家族が介護に取り組まなければならない状況にあり、介護がストレスになっているにもかかわらず、時間的・地理的な制約から、介護に携わる家族は自身の心身を健康に保つための適切な手段にアクセスすることが難しいという課題を抱えている。今回、cotreeと同志社大学は共同してこの課題の解決に取り組む。

今回のプログラムは、同志社大学心理臨床センター内で実施する科学研究費助成事業の一環であり、人数には制限があるものの、完全に無償での提供となるそうだ。

モリ ジュンヤ
モリ ジュンヤ

『UNLEASH』編集長

株式会社インクワイア代表取締役 / UNLEASH編集長。1987年岐阜県生まれ。2010年より『greenz.jp』にて編集を務める。フリーランスとして独立後、『THE BRIDGE』『マチノコト』などの立ち上げを経験。2015年にinquireを創業し、2016年に書く人が集まるコミュニティ「sentence」を立ち上げ、2017年に『UNLEASH』を創刊。メディアとコミュニティを通じて、小さな経済圏たちを活性化し、より良い社会をつくることが目標。NPO法人soar副代表 / IDENTITY共同創業者 / FastGrow CCO など。