「田舎だけど豊かさを感じる」自然の中での遊びから学び、切り開かれる未来への可能性【教育キャンプ・秋田県北vol.3】

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2017年9月16日〜18日に秋田県で行われた「ナナメ上いく教育オヤジキャンプ」の県北コースをレポートしています。

秋田への思いをコラージュで表現

ついに迎えた最終日、台風の影響で外には強い風が吹いていました。

昨夜の部屋割りは家族ごと。朝ごはんもそれぞれ家族で食べ終わると、最後のプログラムのため全員が集合しました。

まずはトムこと明神智久さんから、3日間のキャンプの「冒険の記録」を受け取ります。

①八峰町
・海の生き物を知ろう
・トムのゲームにチャレンジ

②③北秋田市
・木工体験しよう
・大自然へ冒険、沢歩き

これら全ての体験を終えたことを確認して、子どもたちは嬉しそうに最後の大きなシールを貼りました。3日間でこんなにもたくさんの体験をしたことを「冒険の記録」として振り返り、達成感を感じている様子。

続いてキャンプのスタッフである柳澤龍さんとともに、今回のキャンプについて、初日の船の見学やゲーム、紙飛行機大会、2日目のリフレッシュ学園の見学、木工体験、集落での体験など、丁寧に振り返りを実施しました。

「今回の楽しかったことを考えて、その上で次は秋田で何がしたいかを、コラージュで表現してください!3日間の写真や折り紙、雑誌などがあるので、どれでも使ってね。コラージュのルールは切って貼るだけ。絵は少しなら描いてもOKです。」

大人も子どもも真剣な表情で取り組み始めました。

写真を綺麗に並べて貼る子もいれば、絵に合わせてくり抜く子ども。切り絵を作ったり、枠をはみ出して使う親御さんたちも。それぞれ思い思いの方法で、夢中になって気持ちを表現していました。

最終日のこの日は、キャンプの参加メンバーの中で過ごすことに慣れてきたからなのか、穏やかで安心し切った表情の子どもたちが印象的でした。

教育、自然、人との絆、秋田で見つけた宝物たち

作ったコラージュを見せながら、「秋田で発見したこと」をテーマに発表をしました。

「沢歩きが楽しかった」
「パイプラインのゲームが一番楽しかった」
「また参加したいなあ」

子どもたちは少し緊張しながらも、ポロリ、ポロリと、様々な思い出を口にしていました。

秋田が大好きになり、住みたいと言っていた子どもからはこんな感想も。

「温泉が気持ちよかった。今度は冬も来てみたいと思います。」

親御さんからも、教育を始めとする秋田の魅力や、このプログラム自体の良さについても語られました。

「自然の中での体験学習など、子どもの考えや個性を伸ばしていく教育をしているのが魅力的でした。」
「ただの旅行じゃ体験できない、家族の横顔のような、子どもを遠くからみる時間があったことが新鮮でした。」

親として子どもを「見張る」のではなく、遠くから自然体な子どもの姿を「見守る」時間が貴重だったという意見が目立っていました。

他にも、具体的に秋田との関わり方について、次のアクションを考えたいという人も。

「近いうちに娘の秋田への教育留学を検討してみようと思います。」
「移住に向けて、次は冬の秋田を体験してみます。」

今回のプロジェクトを企画したうちの一人、松浦智子さんはご自身も、1年半前に秋田県五城目町に移住してきました。秋田に来てから、教育の制度が整っていることはもちろん、地域で子どもを育てるという考え方も体感しているそうです。子どもたちもまたこの地を気に入っているので、家族みんなで秋田での生活を楽しんでいるのだとか。

「教育オヤジキャンプが秋田での思い出づくりや、秋田と繋がることの、きっかけになれると嬉しいです。

今回訪れた場所の人たちが口々に言っていた、“いつでもうちに泊まりに来てください”というのは、多分本気だと思います。きっと遊びに行ったら喜んでくれます!またいつでも帰って来てくださいね。」

秋田は教育水準が非常に高い場所ですが、その中でも今回の県北でのプログラムは、自然の中での体験型学習がメインでした。その中で親御さんの一人は、「こんなにたくさんの遊ぶ場所があるなんて豊かだなあ。遊びから学べるのがいいですよね。」ということばを口にしていました。

一般的に「田舎には何もないのではないか」「不便なのではないか」と考えられることもあるかもしれません。けれども、秋田県には海、山を始めとする子どもたちの遊ぶ場が本当にたくさんあり、さらにそれらを子どものために活用しようという考えや制度が整っているのです。
教育はもちろん、自然の豊かさや、人のあたたかさや、流れる時間の穏やかさ・・盛りだくさんな秋田の魅力に惹きつけられた3日間でした。

次回開催情報:

「秋田の教育ミートアップ!Vol.2」

9月16日〜18日に開催した、「ナナメ上いく教育オヤジキャンプ」には9家族27名の方が参加し、秋田の教育・子育て環境をさまざまな角度から体験しました。

今回のイベントでは、キャンプ参加者をゲストに招き、秋田という場所だからこそ実現できる教育・子育ての可能性を考えます。ゲストを交えた対話の時間はもちろん、交流会もご用意しておりますので、ぜひご参加ください!

【日時】2017年12月10日(日)13:00〜15:30 (受付開始12:30〜)

【場所】 TIP*S 独立行政法人中小企業基盤整備機構 (東京都千代田区丸の内2丁目5−1 丸の内二丁目ビル6階)

【ゲスト】
県北キャンプ 参加者 鈴木祐之さん
県南キャンプ 参加者 八塚裕太郎さん
ほか「ナナメ上いく教育オヤジキャンプ」参加者の皆さん

詳細はこちらから!

(写真/馬場加奈子)

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