お酒好きに贈る新しいギフト。二日酔いに効く道具箱「Hangover Box」

2018年1月、二日酔いを癒してくれる道具箱「Hangover Box(ハングオーバー ボックス)」が発売された。オンラインサイトを通じて世界中から購入することができる。

土曜日の昼。鉛のように重い体を起こすと、鈍い痛みを頭に感じた。体力を振り絞るように冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、昨晩のことを思い出してみる。久しぶりに会った友人とバーへ行き、盛り上がるがままにお酒を煽ってしまった。最後のほうは、あまり覚えていない。ソファの上に寝転び、次からお酒はほどほどにしようと静かに誓う。

そう言えば、少し前に友人からユニークなボックスギフトをもらった。重たい体に鞭を打ちクローゼットの奥から箱を探し出すと、上面には「HANGOVER BOX」という文字が並んでいる。どうやら、“二日酔いに効く道具箱”らしい。一体、どんな商品なのだろう。

箱のなかには、まず食べ物が詰め込んである。お酒を飲みすぎた翌日はあまり食欲がわかないものだが、体を回復させるにはやはり食べることが大事なのだ。二日酔いの状態でも喉を通りやすいチャイニーズヌードルスープや、ベッドに横になりながら食べられるチップスやクッキー。心を落ち着かせてくれるコーヒーや紅茶、二日酔いに効果的な料理レシピまで実に盛りだくさんな内容だ。

しかし、実際に食べ物を口にしてみると、突然吐き気を催してしまうこともあるかもしれない。「Hangover box」は、万が一を想定してエチケット袋も用意してくれている。ただのエチケット袋とは違い、正面にはキュートな絵文字が描かれており、内部には液体が漏れにくいようにポリエチレンでコーティングもされている。閉じ口は金属製のタブが使われているため、袋をきっちり密封することが可能。細やかな部分まで配慮が行き届いている。

ほかにも、二日酔い特有の口臭問題をクリアにしてくれるマウスケア用品や、快適な睡眠をサポートしてくれるアイマスク、外出用のサングラスまで入っている。「Hangover Box」が一箱あれば、辛いだけの二日酔いにもわずかな救いを感じられそうだ。

気になる価格は、45.99ドル(約5,000円)と決して安い値段ではないが、ギフトとして喜ばれるのではないだろうか。世界各国への発送を受け付けており、送料は無料。決済手段としてクレジットカード支払いのほかにビットコインやApple Payなどに対応している。

飲むのが好きなひとには、お酒をプレゼントするのが王道だったが、“二日酔いに効く道具箱”を贈る習慣がメジャーになると面白い。お酒はほどほどにと思ったが、「Hangover Box」が手元にあるとついつい飲みすぎてしまいそうだ。

中川 明日香
中川 明日香

ライター。1994年生まれ。静岡大学で英米文学を専攻。学生時代に国際交流事業に携わるなかで、スロバキアに興味を持ち、長期留学を決意。現地の大学に通いながら、日本語講師のアルバイトで貯めたお金でヨーロッパ20カ国を周遊。その体験記を旅行メディア「Reisen」で執筆し始めたことをきっかけにWEBメディアの魅力を実感。帰国後「IDENTITY名古屋」でライターインターンを始め、現在に至る。

『UNLEASH(アンリーシュ)』は、ビジネス、カルチャー、デザイン、テクノロジーの話題を発信するオンラインメディアです。