店員と話さずにスーツをオーダーメイド?「FABRIC TOKYO」が無人カウンター設置の新店舗を渋谷MODIにオープン

オンライン発のカスタムオーダーファッションレーベル「FABRIC TOKYO(ファブリック トーキョー)」を運営する株式会社ライスタイルデザイン。同社が、渋谷MODIの3階に無人のオーダーカウンターを設置した新店舗を2月23日(金)にオープンすることを発表した。

ふらっと入ったお店で「何かお探しですか?」と聞かれると、少しだけ身構えてしまう。ショッピングをするときに、お店のスタッフと会話するのが好きな人もいれば、苦手な人もいるだろう。もっと自由にショッピングを楽しめれば、と考えたこともある。

そんなモヤモヤとした感情を払拭するかのようなニュースが飛び込んできた。オンライン発のカスタムオーダーファッションレーベル「FABRIC TOKYO」が、無人オーダーカウンターを設置した新店舗を渋谷MODIに展開するのだ。ユーザーは、オーダー商品のカスタマイズから購入までをひとりで楽しむことができる。

もともと「FABRIC TOKYO」では、店舗で測ったサイズの採寸データがパーソナルデータとしてクラウドに保存され、サイズ登録後は自宅に居ながら洋服のカスタムオーダーができるというように、レスコミュニケーションで楽しめるショッピングスタイルを提供していた。

新店舗「FABRIC TOKYO 渋谷MODI」では、店舗スタッフが常駐するも「店舗で接客を受けるのか・受けないのか」「お店で購入するのか・家で購入するのか」など、一人ひとりが買い方を自由に選ぶことができ、さらに柔軟性の高いショッピングスタイルを実現させている。

セルフレジの導入が進むファッションブランド「GU」や、夜間は無人で買い物が可能なアパレル店を併設する複合施設「hotel koe tokyo」など、ファッション業界でもユーザーとスタッフとのコミュニケーションを必要最低限に留める店舗が少しずつ増えてきている。

店舗スタッフとのコミュニケーションが一切なくなってしまうのは少し寂しい。だが、接客を受ける、受けないを個人によって選択できるのは実に画期的ではないだろうか。

「FABRIC TOKYO」は今後、より多くの方々にサービスを体験してもらうために、山手線沿線を中心にビッグターミナル近郊の立ち寄りやすい立地に出店を進めていくという。

中川 明日香
中川 明日香

ライター。1994年生まれ。静岡大学で英米文学を専攻。学生時代に国際交流事業に携わるなかで、スロバキアに興味を持ち、長期留学を決意。現地の大学に通いながら、日本語講師のアルバイトで貯めたお金でヨーロッパ20カ国を周遊。その体験記を旅行メディア「Reisen」で執筆し始めたことをきっかけにWEBメディアの魅力を実感。帰国後「IDENTITY名古屋」でライターインターンを始め、現在に至る。